高校生向け消費者教育読本完成!
この度、新潟県消費生活センター作成の「高校生向け消費者教育副読本 「Caution!(コーション) ”これからを生きる”応援ブック」が完成いたしました。
http://www.pref.niigata.lg.jp/shohiseikatsu/1332104479115.html
これは、同センターが主催となり、各種専門家等で構成されるワーキンググループにて議論を重ねて作成されたもので、私も弁護士として構成員に加わっておりました。
消費者問題は、事前予防がとても大切です。日頃寄せられる法律相談の中にも、最低限の基本的な知識があれば防ぐことのできたトラブルがたくさんあります。
悪徳商法や消費者詐欺の場合、もちろん、悪いのは騙す側です。しかし、消費者として、自分の身を守るために知っておかなければならないことがあることも事実です。
「この話、ちょっとおかしいな」とか「何か引っかかるな」と気付くことができるかどうかが重要です。少しでもそのように感じたら、後の複雑な問題については専門家へ相談すれば良いのです。
近年、消費者教育・法教育の重要性が高まっています。特に、社会人になる前に、最低限の知識を持つことはとても重要だと思います。
消費者問題について授業を行う教員の皆様には、是非とも本副読本を活用していただきたいと思います。